へ行ってきました!
2026年10月下旬、長崎県長崎市にある出島を訪れました。
実際に訪れて感じたこと、これから行く方の参考になりそうなポイントをまとめています。
写真の解説
出島のメインゲートへと続く出島表門橋(おもてもんばし)です。
江戸時代、出島と長崎の町は一本の橋で結ばれていました。
しかし、1888年(明治21年)の河川工事で橋は撤去され、その後、出島も埋め立てによって陸続きになりました。
2017年(平成29年)、約130年ぶりに「出島表門橋」が完成。
かつての橋があった場所に、現代の技術を用いて新たに架けられました。
現在は再び橋を渡って出島へ入ることができ、橋の向こうには19世紀初頭(江戸時代後期)の町並みを中心に復元された歴史空間が広がっています。
日本と西洋の交流の歴史を感じながら、散策を楽しめます。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
出島について
出島とは?日本と西洋を結んだ歴史の舞台
長崎市にある「出島(でじま)」は、江戸時代に海外との交流の窓口として重要な役割を果たした歴史的な場所です。
出島は、1636年(寛永13年)、ポルトガル人を居住させるために長崎の町人たちが築いた扇形の人工島です。
その後、ポルトガル人が日本から追放されると、1641年(寛永18年)に平戸からオランダ商館が移されました。
江戸幕府が海外との交流を厳しく制限していた時代、出島はオランダとの貿易が行われる貴重な拠点となりました。
ここを通じて、砂糖や織物、ガラス製品などが日本にもたらされ、医学や天文学をはじめとする西洋の学問や文化も伝わりました。一方、日本からは銅や陶磁器などが輸出されました。
明治時代以降、周囲の埋め立てによって出島は陸続きとなり、かつての扇形の姿は失われました。
現在は、江戸時代の建物や町並みの復元が進められ、当時の商館員の暮らしや貿易の様子を知ることができます。
和風の建物と西洋文化を取り入れた室内装飾が共存する町並みも、出島ならではの見どころです。
歴史を学びながら、江戸時代の国際交流の舞台を歩いて体感できる観光スポットです。
江戸時代の出島は、海に突き出した扇形の人工島でした。
写真は、1820年代の出島の姿を再現した、実物の約15分の1の縮尺模型「ミニ出島」です。
当時の建物の配置や、特徴的な扇形の形状をひと目で知ることができます。

出島の感想
実際に出島を訪れてみると、想像していたよりも落ち着いた雰囲気でした。
建物の内部を見学すると、当時の暮らしや日本と西洋の文化が交わっていた様子を知ることができます。
特に印象に残ったのは、カピタン部屋の畳敷きの室内に洋風のテーブルや椅子が置かれていたこと。
そして、緑色や水色の外観が目を引く洋風の建物です。
こうした和洋折衷の空間や色彩豊かな町並みが興味深く、約1時間かけてゆっくり散策しました。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 出島の出入口は2か所
出島には、出島表門橋側の「表門ゲート」と、西側の「水門ゲート」の2か所に出入口・料金所があります。
水門ゲートは、かつて貿易品の搬出入に使われていた水門に由来する場所です。
路面電車の「出島」電停から近く、こちらからも入場できます。
- 出島シアター
出島内の「新石倉(しんいしぐら)(総合案内所)」にある出島シアターでは、江戸時代のオランダ語通訳者「阿蘭陀通詞(おらんだつうじ)」が出島の歴史や貿易の様子を紹介する映像「阿蘭陀通詞の出島案内」を上映しています。
上映時間は約13分。
散策前に鑑賞すると、出島への理解がより深まりそうです。
- カピタン部屋
「カピタン」とは、オランダ商館長を指す呼び名です。
カピタン部屋は、商館長の住居兼事務所として使われていた、出島で最も大きな建物です。
1階では出島の歴史や当時の暮らしに関する展示を見学でき、2階では商館長の生活空間が再現されています。
2階は靴を脱いで見学しますので、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
日本と西洋の文化が融合した室内装飾も見どころです。
- お侍さんによる無料ガイドツアー
侍姿の歴史スタッフが、建物や当時の暮らしについて解説しながら案内してくれます。
所要時間は約60分、参加費は無料(出島の入場料は別途必要)。
1日4回程度開催され、参加受付は出島総合案内所で行われます。
歴史を詳しく知りたい方におすすめです。
- 長崎内外倶楽部レストラン
出島内の洋館「旧長崎内外クラブ」には、レストランがあります。
長崎名物のトルコライスなどの食事や、ティータイムを楽しめます。
歴史ある洋館でひと休みするのも素敵ですね。
営業時間や食事の提供時間は変更される場合があるため、利用を予定している方は事前に確認することをおすすめします。
- 出島ミュージアムショップ
出島ならではのお土産や長崎の特産品がそろっています。
なかでも目を引いたのが、扇形の出島をデザインした缶に入った「デジマラスク」。
お店の方によると、人気のお土産だそうです。
ミュージアムショップは、ヘトル部屋の1階にあります。
- 着物レンタル「出島ホッペン」
ヘトル部屋の2階では、着物のレンタルもできます。
着物姿で復元された町並みを散策したり、記念写真を撮ったりするのも、出島ならではの楽しみ方です。
- 周辺の観光スポット
出島表門橋から徒歩約5〜10分の場所には「長崎新地中華街」があり、食事や食べ歩きを楽しめます。
また、徒歩約5分の長崎港沿いには、飲食店が並ぶ「出島ワーフ」があります。
名前は似ていますが、出島ワーフは歴史観光施設の「出島」とは別の施設です。出島の入場券は必要なく、港の景色を眺めながら食事や休憩を楽しめます。
そのほかにも、出島から足を延ばせる観光スポットが数多くあります。
・眼鏡橋:徒歩約15〜20分
・軍艦島クルーズの乗り場:徒歩約10〜20分(運航会社によって異なります)
・諏訪神社:路面電車と徒歩で約20〜30分
・大浦天主堂・グラバー園:路面電車と徒歩で約20〜30分
・長崎原爆資料館・爆心地公園・平和公園:路面電車と徒歩で約25〜35分
・稲佐山:バスやロープウェイなどで約30〜50分(夜景の名所)
※所要時間は出島周辺からの目安です。待ち時間や経路によって異なります。
- 路面電車のお得な乗車券
長崎市内の観光には、主要スポットへの移動に便利な路面電車がおすすめです。
長崎電気軌道には、利用日当日のみ有効な「1日乗車券」と、利用開始から24時間有効な「24時間乗車券」があります。
1日乗車券は日帰り観光に、24時間乗車券は宿泊を伴う観光に便利です。
1日乗車券は長崎駅の観光案内所などで購入でき、スマートフォンのアプリから購入できるモバイル乗車券もあります。
24時間乗車券はモバイル専用です。
私も路面電車の乗車券を利用しましたが、複数の観光スポットを巡る際に便利でした。
※乗車券の料金や購入方法など、最新情報は長崎電気軌道の公式サイトをご確認ください。
長崎観光の宿泊先を探す
出島をはじめ、長崎市内には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
時間に余裕を持って観光を楽しみたい方は、長崎市内での宿泊もおすすめです。
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まとめ
かつて海外との交流が厳しく制限されていた時代、日本と西洋を結ぶ窓口となった出島。
復元された町並みを歩いていると、遠い昔、この場所で暮らした人々や、海を越えて伝わった文化に思いを馳せることができます。
長崎を訪れた際には、江戸時代の国際交流の舞台を、ぜひ自分の足で歩いてみてはいかがでしょうか。
Have a nice trip!良い旅を!!


