に行ってきました!
2024年11月下旬に壱岐島(いきのしま)(原の辻(はるのつじ)遺跡)に行きました。
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、11月に撮った写真です。
原の辻一支国(いきこく)王都復元公園にある復元された建物です。
左手奥の背の高い建物は、物見櫓(ものみやぐら)。その手前は、番小屋(ばんごや)。
右手の建物は、使節団の宿舎です。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
壱岐島(原の辻遺跡)について
原の辻一支国王都復元公園 国特別史跡 原の辻遺跡 という名称です。
発掘調査に基づき、3世紀末に書かれた中国の歴史書「魏志」倭人伝の時代に実在した建物17棟を発見された位置と大きさで再現しているとのこと。建物は、当時の素材や工法が忠実に再現されています。
魏志倭人伝では、壱岐は「一支國(いきこく)」の名で登場しており、原の辻はその王都であったと考えられています。今から約2200年前から1600年前に遡ります。弥生時代全般~古墳時代初頭。
原の辻遺跡は、丘陵の裾部に多重の環濠を掘り巡らした弥生時代を代表する大規模環濠集落跡で、この場所で土器や石器、文物や石製の人面石、朝鮮半島や中国大陸からの渡来品などが多く見つかっており、弥生時代に東アジア諸国とを結ぶ海のシルクロードにおける交易や交流の中継地・拠点として栄えていたことが分かっています。
日本最古や国内唯一といった当時の資料も多く、人面石や代表資料などは国重要文化財に指定されています。
壱岐島(原の辻遺跡)の感想
弥生時代の一支国の王都が復元されていました。
古代の原始的な風景が広がっています。
現代とは全く違った藁葺きの建物で、飛んでいかないかと心配になります。
写真は、団長の滞在場。入口は少し低いですね。
中はもちろん照明などなく暗かったですが、わりと広さはありました。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- ガイドさんを事前に予約して、王都復元公園散策ができます。(有料)
- 原の辻のガイダンス施設があります。公園の総合案内所で入館無料、展示室もあります。すぐ近くなので、遺跡の前に行くのがおすすめです。遺跡も見学無料。
- ガイダンス施設では、勾玉作りなど古代技術体験などもできます。
- 集落跡から少し離れた場所に、日本最古の船着場跡が発見されています。
- 写真は、祭祀用食材倉庫、奥が祭祀用祭具倉庫です。高床式倉庫ですね。

- 近く(車で6分ほど)に、壱岐の歴史を楽しく学べる一支国(いきこく)博物館があります。
ビューシアターで弥生時代に栄えた一支国の王都・原の辻の姿を映像で再現。また、公園に復元されている建物や、出土した遺物が実際にどのように使われていたのかなどを人形を使って紹介したジオラマ展示などもあります。
- そういえば、壱岐は麦焼酎発祥の地、と言われています。
壱岐の島から去る前に、焼酎のお土産購入、いかがですか。
まとめ
古代のロマンが感じられる原の辻遺跡。
弥生時代の王都にタイムスリップしてみませんか。^^
Have a nice trip!良い旅を!!