に行ってきました!
2025年9月下旬に徳川美術館に行きました。〈名古屋市東区〉
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、9月に撮った写真です。
美術館の入口を入ってすぐのロビーです。
自動ドアの向こうは、武具や刀剣などが展示されている第1展示室。
自動ドアの前には、尾張家初代・徳川義直が着用した具足や、関ヶ原合戦で使用された軍配団扇馬標(ぐんばいだんせんうまじるし)(軍配形の馬用旗印)が展示されていました。
展示は約1か月ごとに入れ替えられるそうで、訪れるたびに新しい名品を楽しむことができます。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
徳川美術館について
徳川美術館(とくがわびじゅつかん)は、尾張徳川家に伝わる貴重な文化財を所蔵・公開している美術館です。
1935年(昭和10年)に開館し、今年2025年(令和7年)には徳川美術館と隣接する蓬左文庫(ほうさぶんこ)がともに開館90周年を迎えます。
徳川宗家19代・徳川義親(とくがわ よしちか)による寄贈を基礎に、徳川家康から受け継がれた大名道具や武具、調度品、書画など、約1万件におよぶコレクションを誇ります。
その中には、国宝9件、重要文化財59件を含む数々の名品が所蔵されています。中でも、現存最古の物語絵巻として名高い国宝「源氏物語絵巻」や、婚礼調度の最高傑作といわれる国宝「初音の調度」は、日本美術の至宝として広く知られています。
また、刀剣・能面・茶道具・漆工芸など、多彩な分野の美術品を通して、江戸時代の武家文化や美意識を体感することができます。
隣接する日本庭園「徳川園」や、貴重な古文献を収蔵する「蓬左文庫」とともに、名古屋を代表する歴史・文化の拠点として、今日も多くの人々に親しまれています。
徳川美術館の感想
徳川園の日本庭園をゆっくり散策し、自然や美しい景観を楽しんだ後に、美術館を訪れました。
館内では、尾張徳川家に伝わる具足や刀剣、調度品、絵画など、日本の伝統を感じられる展示が数多く並び、歴史や文化を直接体感することができました。
第4展示室では、名古屋城二之丸御殿の能舞台が原寸大で復元されています。
舞台とともに、能装束(のうしょうぞく)の長絹(ちょうけん)や単狩衣(ひとえかりぎぬ)も展示され、江戸時代の武家の式楽としての能の雰囲気を感じられます。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 能舞台のある第4展示室のほか、第2展示室では、名古屋城二之丸御殿にあった猿面茶室(さるめんちゃしつ)が復元され、茶の湯の空間からは武家の趣味や美意識を重んじた数寄(すき)の精神を体感できます。
また第3展示室では、二の丸御殿の広間や鎖の間の一部が復元され、大名の格式や美意識が反映された室礼(しつらい)(部屋の飾りつけ・調度の設え(しつらえ))や書院飾りとして再現され、武家の生活文化や公的儀礼の雰囲気を間近に感じられます。
- 1935年(昭和10年)に開館した本館は、開館当時の外観をほぼそのまま残しており、第7・8・9展示室を含む建物全体が国の登録有形文化財に指定されています。
- 美術館のロビーでは、決まった時間に15分ほど解説員が概要解説を行ってくれます。
- 国宝「源氏物語絵巻」を紹介するビデオが流れている部屋もありました。
- 美術館敷地内には、日本料理 宝善亭(ほうぜんてい)とザ ミュージアムカフェがあります。
- ロビー横のショップでは、オリジナルグッズや展覧会セレクト品、図録・書籍などを販売。
オンラインの購入もあります。
- 徳川美術館と同じ敷地内の徳川園南側には、尾張徳川家伝来の書籍類を収蔵・公開している蓬左文庫(ほうさぶんこ)があります。
- 隣接する徳川園との共通券があります。
また、名古屋市交通局の有効期限内の各種乗車券をお持ちの方、65歳以上の方(証明書要)、身体障害者手帳をお持ちの方などは、入館料が一部割引となります。
土曜日は小中高生観覧料無料。
まとめ
徳川美術館は、尾張徳川家の名品を通して江戸時代の武家文化や日本の伝統美を感じられる、名古屋を代表する文化施設です。
日本庭園「徳川園」の散策とあわせて、美術館にもぜひ立ち寄ってみませんか。
徳川園 に行ってきました!
Have a nice trip!良い旅を!!