に行ってきました!
2025年11月中旬に白鳥庭園(しろとりていえん)に行きました。〈名古屋市熱田区〉
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、11月に撮った写真です。
紅葉ライトアップ期間中の一枚。
数寄屋建築の茶室「清羽亭」と冬の風物詩・雪吊りが水面に鏡のように映り込み、幻想的な景色をつくり出しています。
いけばなの路地飾りが、優雅さを添えています。![]()
※本ページは、プロモーションが含まれています。
白鳥庭園について
白鳥庭園(しろとりていえん)は、敷地面積約3.7ヘクタール(約一万一千坪)を誇る、名古屋市内最大級の池泉回遊式日本庭園です。
1991年(平成3年)に開園したこの庭園は、水の物語をテーマに、中部地方の地形を象徴的に表現しています。
庭園中央に築かれた築山は荘厳な御嶽山を、そこから流れ出す水の流れは清流木曽川を、そして広々とした池は雄大な伊勢湾を表しています。
源流から大海へと至る水の旅路を一歩ごとに感じられる造りで、訪れる人は流れゆく水と移りゆく景色の物語に引き込まれます。
また、園内には趣ある茶室も設けられ、静寂の中で茶の湯の心に触れるひとときを過ごすことができます。
春の桜、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々に表情を変える自然美も大きな魅力です。
雄大なスケールと繊細な意匠が調和する白鳥庭園は、日常を離れて心を潤す特別な時間を提供してくれる、名古屋を代表する日本庭園です。
写真は、庭園内の竹林。

白鳥庭園の感想
11月中旬で紅葉はまだ見頃ではありませんでしたが、ライトアップされた庭園はとても素敵で、思わずため息が出る美しさでした。
木々や橋の趣、雪吊りや水面に映る光景が幻想的で、訪れる人々もその美しさに見入っていました。
日が沈んだ後も多くの人で賑わい、ロマンチックな雰囲気の中、カップルもたくさん訪れていました。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 通常は、開園時間17時までですが、11月の紅葉の時期は日没から20時までライトアップが行われます。
2025年は、11月15日(土)~30日(日)の金・土・日・祝日に行われています。
- 白鳥庭園の「白鳥八景」は、滝の景や渓谷の景で山間の清流を感じ、水郷の景や海洋の景で広がる水辺の雄大さを味わい、汐入の景や宮の渡しの景で海路や潮の趣を感じられます。里の景では里山の自然や暮らしの彩りを楽しみ、清羽亭の景では茶室の静謐な佇まいに心が落ち着きます。
山から海、そして里へと流れる水の物語を、歩くたびに変化する景色とともに体感できる庭園です。
- 白鳥庭園は「水の物語」をテーマに、山(御嶽山の源流)→滝・渓谷→川→海→里→茶室という流れで景色が配置されています。
正門から入って時計回りに進むと、この水の旅を順番どおりに体感でき、各「○○の景」のつながりや庭園全体の物語を自然に楽しめます。

- 白鳥庭園の雪吊りは、冬の庭木を雪の重みから守るための伝統的な手法です。
愛知県は雪が少ないため、実用よりも景観としての意味合いが強く、三角錐の形に組まれた縄が幾何学的な美しさを庭園に添えています。
冬でも幻想的な風景として楽しめる、庭園ならではの冬の趣です。
- 清羽亭は、白鳥庭園のほぼ中央に建つ数寄屋造りの茶室で、庭園の静かな景色に調和しています。
名前の由来通り、白鳥が舞い降りる姿を思わせる優雅な佇まいが魅力で、お茶会などで建物に入れる機会もあります。
- 白鳥庭園の汐入亭(しおいりてい)は、「汐入の庭」の景色を眺めながら寛げる茶寮兼休憩所です。
満ち引きを繰り返す水、波しぶきを表す噴水、打ち寄せた汐が砂浜へ引いていく水――3つの表情を楽しみながら、抹茶やコーヒー、軽食などを味わえます。
- 毎週土曜日のガイドツアーがあります。
その他は、管理事務所に問い合わせてみましょう。
- 熱田神宮から徒歩圏内です。
まとめ
季節の花々や紅葉、新緑など一年を通して美しい姿を見せてくれる庭園です。
都市の喧騒を忘れさせる静寂と風雅に満ちた空間で、日本庭園ならではの魅力をゆったりと味わってみませんか。
Have a nice trip!良い旅を!!![]()

