に行ってきました!
2024年6月初旬に熊本城に行きました。
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、6月に撮った写真です。
熊本城の天守閣前広場から撮りました。
天守閣の大天守と小天守です。右手に天守閣への入口があり、左手の階段側が出口です。
最上階6Fの展望フロアで人が外を眺めているのが見えますね。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
熊本城について
日本三名城のひとつ。天守閣前広場にある大イチョウに由来し、別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」とも呼ばれています。
戦国時代の名将・加藤清正(かとうきよまさ)によって築城されました。本丸は慶長12年(1607年)に完成。城郭の広さは98万平方メートル、大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49、櫓門18、その他の城門29を持つその構えは豪壮雄大でした。
さまざま防衛機能を備えた熊本城は、敵の侵入を防ぐための扇の勾配と言われる大きく反り返った石垣「武者返し(むしゃがえし)」が特に有名です。その他、地下通路や籠城が可能な設備など、当時の土木と建築の最新技術も見ることができます。
加藤氏改易後、寛永9(1632)年には肥後細川家3代・細川忠利公が初代熊本藩主として入城し、幕末まで熊本藩細川家の居城でした。
廃藩置県後、熊本城には鎮西鎮台が置かれ、明治10年(1877年)西南戦争開戦直前、天守・本丸御殿などが焼失。第二次世界大戦後、昭和35年(1960年)、大小天守が鉄骨鉄筋コンクリートで再建されました。
平成28年(2016年)に発生したM7.3の熊本地震では、天守閣をはじめ、国指定重要文化財建造物13棟、再建・復元建造物20棟など全ての建物が被災し、約半分の石垣面で崩落や膨らみ、緩みが生じ、修理や積み直しが必要となりました。
復旧作業が進んでいる熊本城ですが、天守閣全体の復旧は完了し、令和3年(2021年)より天守閣内部が一般公開され、熊本城天守の歴史などの展示や最上階からの眺めを楽しめるようになっています。(熊本城全体の復旧完了は、2052年予定。)
熊本城の感想
熊本は城下町で、熊本中心の通町筋(とおりちょうすじ)の通りから顔を見上げると歴史を感じる熊本城が見えていました。桜の季節は桜に映えてひとしおきれいな熊本城でした。
熊本地震は大変でしたね。いろんなところが崩れていて復興できるのだろうかと思ったほど。まだまだ全面完成には遠いですが、天守閣に行けるようになり、時間の経過を感じます。通町筋から見た今の熊本城は全くあの頃のままとは言い切れないですが、熊本の復興のシンボル的存在だなぁと思います。
天守閣内部は、全面リニューアルされていて、新しさを感じました。
熊本城の外、坪井川沿いの長塀(ながべい)が続く場所には、築城主・戦国武将の加藤清正(かとうきよまさ)公の像があります。なんとも厳かです。
武将だっただけでなく、熊本城の築城、河川の治水・利水事業や南蛮貿易の取り組みなどを行い、民を思い、功績を残した人だったんですね。「清正公(せいしょこ)さん」と県民から親しまれています。
心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 入場口は、南口・北口とあるのですが、北口が使えるのは日曜日と祝日のみです。
- 熊本城への入場料は、「城彩苑にある熊本城ミュージアム わくわく座」の入場料とセット(2館)にするとお得になります。+「熊本博物館」の入場料をセット(3館)にするとさらにお得。
- 天守閣内には、おもいやりエレベーターがあります。少ない人数しか乗れないため、ほぼ障害者の方やご年配の方、ベビーカーをお持ちの方など用です。頑張って階段を使いましょう。
- 桜の馬場 城彩苑の「熊本城ミュージアム わくわく座」では、バーチャルで熊本の歴史を体感することができます。熊本城見学の前にいかがですか。
- 城彩苑には、きものレンタル店もあります。
わくわく座では、忍者や侍、町娘の衣装に着替えてなりきり体験ができます。
時間がない方は、洋服の上から陣羽織や打掛衣装を羽織って写真が撮れるなりきりブースで、お手軽なりきり体験はいかがでしょう。
- 城彩苑の親水空間で熊本城おもてなし武将がおもてなししてくれます。
ほぼ毎日ステージがあるみたいですね。
- 熊本城を満喫した後は、城彩苑「桜の小路」で食事をしたり、お土産を買ったりしましょう。
熊本の名物は、馬刺しやからし蓮根、太平燕(たいぴーえん)などでしょうか。
お土産であれば、陣太鼓や武者返し、黒糖ドーナツ棒、いきなり団子、とかかな。
- 熊本城は、日本さくら名所100選に選定されているサクラの名所です。
春には山桜、肥後桜、ソメイヨシノなど約800本の桜が咲き誇ります。
- 夜間には、毎日(日没~23:00)ライトアップされます。春と夏のイベント期間中のみ入園可能です。
- 時間が合えば、城彩苑で無料のガイドも依頼できます。
熊本城公式アプリをダウンロードして、天守閣常設展示の解説文などを音声や字幕で楽しめます。(日本語・英語・中国語・韓国語)
- 本丸御殿は、現在内部非公開です。
- 熊本城周遊バス「しろめぐりん」というバス(有料)もあります。
城彩苑と二の丸駐車場を回る無料シャトルバスもあります。
- お城の近くにある熊本市役所の14階・展望ロビーからは熊本城を一望できます。(市役所の建て替えが現在検討されてます。)
- 時間があれば、熊本県立美術館や熊本博物館、二の丸広場や加藤神社など行ってみてはいかがでしょう。
まとめ
熊本の観光では、外せない名所ですね。熊本の歴史にも詳しくなるかも。
甚大な地震被害から立ち上がった勇姿を見てください^^
Have a nice trip! 良い旅を!!