に行ってきました!
2025年8月下旬に芥屋大門(けやのおおと)に行きました。〈糸島市〉
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、8月に撮った写真です。
遊覧船から写した芥屋大門(けやのおおと)の概観です。
右手にぽっかりと空いた玄武岩の海蝕洞(かいしょくどう)があり、左手には、目を引く大きな縦型の岩が2つ並んでいます。天女の伝説が残る鏡岩(かがみいわ)と鯨岩(くじらいわ)です。
※ 海蝕洞 … 海の波で削られてできた洞窟
※本ページは、プロモーションが含まれています。
芥屋大門について
糸島半島の北西端、玄界灘に突き出した小さな岬には、巨大な海蝕洞であり、日本最大級といわれる玄武岩洞があります。
日本三大玄武洞(福岡県の芥屋大門、佐賀県の七ツ釜、兵庫県の玄武洞)の一つ。
1966年(昭和41年)に国の天然記念物に指定されたこの洞窟は、玄海国定公園内に位置し、高さ約64メートル、奥行き約90メートル、間口は約10メートルにも及ぶ規模です。
洞窟の壁面には、溶岩が冷え固まる過程で形成された六角形や八角形の柱状節理がびっしりと並んでいます。
陸路からの整備はされておらず、観光は芥屋漁港から出航する遊覧船の利用が基本。約25分のクルーズで、料金はお手頃。運航は例年3月中旬から11月頃までですが、天候や海の状況によって変更されるため、事前の確認が推奨されます。
周辺には「日本の白砂青松100選」に選ばれた美しい幣(にぎ)の浜も広がり、雄大な海と断崖絶壁の景観が訪れる人を魅了します。
◆ 海蝕洞から少し離れたところにある目立つ大きな岩の伝説
昔、鏡岩に天女たちが舞い降りて歌っていました。一人の天女が禁じられていた下界の歌を歌ってしまい、羽衣が石と化して飛ぶことができなくなります。一人鏡岩に取り残され天に帰れなくなった天女は嘆き悲しみ、海に身を投げ、鯨岩に吸い込まれてしまったと言います。
鏡岩の上には今でも、天女の足跡と石化した羽衣が残っていると伝えられ、海が荒れる日には、鏡岩の辺りから天女の声らしい微かな音色が聞こえると言われています。
芥屋大門の感想
乗ってきました!遊覧船。^^
晴天ではあったものの、少し波が高いということで船が入るギリギリのところまでは行けませんでしたが、写真の辺りまでは行けました。
波がない場合は、洞窟の中へあと10mほど進めるみたいです。先の方が狭くなっているため、船の入れる地点までですね。頭上に柱状節理の断面を見ることができるそうです。
時間をかけて自然が生み出した幾何学的な造形美、すごいですね。
私的には、船に乗れてここまで来て近くで見れてじゅうぶん楽しめました。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 遊覧船のチケットは、予約はありません。欠航情報やスケジュールなどを確認して行きましょう。
- 遊覧船から見ると、玄界灘のダイナミックな波の動きも間近で体験できます。
- 糸島は、玄界灘に面した美しい海と豊かな漁場に恵まれており、海の幸をその場で味わえます。
チケット売り場の近くには、テーブルの上で牡蠣やほたてを焼いたり、海鮮丼を食べたり、海の幸を楽しめるレストランがありました。
糸島といえば、冬の「牡蠣小屋」が有名ですが、最近は、岩牡蠣などの種類や養殖などの技術の違いによって夏でも牡蠣を楽しめます。
- 福岡市内から車で約40分ほど。わりと都市に近いです。
バスや電車で乗り継いで行けますが、糸島の観光スポットは点在しており、たいてい駐車場もあるため、できれば断然車がおすすめ。
アプリで、交通料金1日パスも購入できます。高速バス付きのものもあり。
都心と違い、本数が少ない、運転手不足で運休になっている、自然災害で通行止めなどの状況も発生しやすいため、予定どおりにいかないこともあり得ます。
予定外のハプニングは旅の醍醐味でもありますね♪
次の目的地への発車時刻、道を渡って帰りの発車時刻を調べておくとスムーズです。
アプリなどの情報と合わせて、バス停に書かれてある情報も確認しておくと良いですよ。
- 遊覧船の乗船券売り場から徒歩で10分ほどのところに、大祖(たいそ)神社があります。大祖神社のそばには駐車場があります。
大祖神社を海側に歩いて行くと、「大門神窟」と書かれた鳥居があります。鳥居をくぐると、玄界灘(げんかいなだ)と波が打ち寄せている海岸を見ることができます。
鳥居の手前に、糸島のトトロの森と呼ばれる場所の入口があります。(写真)
ここを抜けて上に登っていくと、玄界灘が見渡せる展望台があります。

大祖神社の駐車場から車で約15分ほどのところに、またいちの塩 製塩所 工房とったん という場所があります。
広い玄界灘が見渡せる場所で、昔ながらの製法を使い、ミネラル分が豊富な塩作りをしています。
塩ができる工程を見学したり、海を眺めながらまたいちの塩の「しおをかけてたべるプリン」を食べたり、カフェでまったりしたりできますよ♪
まとめ
玄界灘の荒波が生み出した大自然の彫刻、まるで芸術作品のような姿を見せてくれる芥屋大門。
まさに糸島を代表する景勝地と呼ぶにふさわしい場所です。
糸島で、自然と食、そして癒しのひとときを味わいましょう!
Have a nice trip!良い旅を!!