唐津城

佐賀 - Saga -

に行ってきました!
   
2024年11月下旬に唐津城に行きました。
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
   

写真の解説

写真は、11月に撮った写真です。
  
唐津城の天守閣です。天守の右手に入口があり、正面に出口があります。


※本ページは、プロモーションが含まれています。

唐津城について

 お城から左右に広がる砂浜と松原が、両翼を広げた鶴のように見えることから舞鶴城とも呼ばれています。
  
 豊臣秀吉の家臣寺沢志摩守広高(てらざわしまのかみひろたか)により、1602年(慶長7年)から7年の歳月を費やして築城された平山城。江戸時代を通じて唐津藩の藩庁となりました。
  
 唐津城の築城の際には、秀吉の死後、廃城となっていた名護屋城の遺材を使用し、穴太衆(あのうしゅう)(安土桃山時代に活躍した石工の集団)の石工技術を持って構築しました。また、柳川、佐賀、肥後、薩摩など九州各地の諸大名の協力も得ました。普請に協力した大名の領地名が堀の名に残されています。
 (名護屋城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城。秀吉の死とともに7年間の短い期間で廃城。)(名護屋城跡は唐津城から車で30分ほど。唐津市内。)
  
 歴代藩主、城主には寺沢、大久保、松平、土井、水野、小笠原の各大名が任ぜられています。
  
  
 唐津城は、1871年(明治4年)の廃藩置県により廃城となり建造物が解体されましたが、1877年(明治10年)に本丸跡は舞鶴公園となりました。
 唐津城築城当初は天守閣はありませんでしたが、現在の天守閣は、文化観光施設として、1966年(昭和41年)に完成したもの(模擬天守)です。
 2017年(平成29年)に天守閣内のリニューアルが行われました。
  
  
  
 初代藩主である寺沢志摩守広高の偉業としては、虹の松原もあります。防風、防潮と新田開発のために慶長年間から植林したものです。全長約4.5km、幅約500m。唐津湾沿岸に、虹の弧のように約100万本のクロマツの林が続いています。
 
 日本三大松原(静岡県の三保の松原、佐賀県の虹の松原、福井県の気比(けひ)の松原)の一つで、特別名勝に指定されています。日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選、日本の渚百選、かおり風景100選、日本の道100選にも選ばれています。
  
  

唐津城の感想

エレベーターから降り、広場に出ると、天守閣と周りの海が見える美しい景色が目に入りました。
せっかくなので、天守閣の中に入り、最上階まで昇りました。
こじんまりしたフロアでしたが、外に出ると美しい景観が一望できました。(写真はパノラマの一部。)
   
桜やフジの季節はきっときれいだと思います。
  
帰りは階段(222段?)を使いましたが、少し急な石段の部分もありました。猫さんたちが居座っているらしく、お見送りしてくれました。

  

心地よい旅のポイント

※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。

  • 天守閣のある舞鶴公園内のは、3月下旬〜4月初旬が見頃です。
      
  • 天守閣のある舞鶴公園内のフジは、4月下旬〜5月初旬が見頃。
      
      
  • 舞鶴公園の裏手(登城口から左へ)には、麓から天守閣のある広場までエレベーター(100円)があります。
    障害者手帳をお持ちの方や70歳以上の方は無料。
    斜めにゆっくり動くエレベーターです。
      
       
  • 天守閣に入らなくても美しい景色を一望できますが、天守閣の最上階、5階展望フロアからの景色も素晴らしい。360°のパノラマ、玄界灘や虹ノ松原などの雄大な景観を眺めることができます。
      
      
  • 天守閣に入場すると、郷土博物館になっており、唐津の歴史が学べます。唐津焼の展示もあります。
    1階には、お土産屋さんもあり。
      
      
      
  • 藩政時代に唐津城から西に延びて作られた約2kmに渡る石垣が続く石垣の散歩道があります。
    歴史ある唐津の街並みを楽しむことができます。
    その他、湖畔の散歩道などもあります。川を挟んで見えるライトアップされた夜の唐津城もまた美しいとのこと。
      
      

まとめ

唐津市の歴史を感じる唐津城や虹の松原に行ってみませんか。
川の対岸から見ると海に浮かんだお城はフランスにあるカトリックの巡礼地、モンサンミッシェルを想像させるのだとか。
美しい景観が堪能できそうですね。
  
  
Have a nice trip!良い旅を!!


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