に行ってきました!
2025年10月下旬に上高地(かみこうち)に行きました。〈松本市〉
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、10月に撮った写真です。
標高約1,500m。1915年(大正4年)の焼岳(やけだけ)噴火による土石流で梓川(あずさがわ)がせき止められ誕生した大正池です。
写真には写っていませんが、左側には活火山の焼岳(標高 2,455m)が見られます。
奥には、穂高連峰(ほだかれんぽう)が見えます。
中央の窪みが岳沢(だけさわ)、その左手高い峰が奥穂高岳(3,190m)、右手高い峰が前穂高岳(3,090m)。![]()
※本ページは、プロモーションが含まれています。
上高地について
上高地は、飛騨山脈(北アルプス)南部、長野県側の梓川上流に位置する、日本を代表する山岳景勝地です。
標高約1,500mの谷間に広がる大自然の宝庫で、観光地だけではなく、穂高連峰や槍ヶ岳への登山基地としても知られています。
この地域は、大正池から横尾までの前後約10km、幅最大約1kmにわたる広大な堆積平野が特徴で、日本の山岳地帯では非常に珍しい、標高の高い平坦地です。
手つかずの自然が多く残され、清流の梓川や雄大な山々が織りなす景観は四季折々の美しさを見せ、年間約120万人もの観光客が訪れる理由となっています。
上高地はその自然の価値から、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)および天然保護区域にも指定されており、中部山岳国立公園の一部として保護・管理されています。
手軽に訪れることのできる日本屈指の山岳景勝地として、登山者だけでなく、自然散策や写真撮影を楽しむ人々にも人気のスポットです。

上高地の感想
とっても歩きました。気付けばすでに2万歩以上。
上高地の空気は澄んでいて、疲れよりも心が満たされました。なんて^^
10月下旬。気候は、もっと平地より温度差があり冷えると思っていましたが、想像より寒くなく、寒がりな私でも薄手のダウンで十分でした。
遊歩道はよく整備されていて、歩きやすいように木板が所々に敷いてありました。
週末で人は多かったのですが、外国の方が特に多く、国際的な雰囲気。
長い距離歩けるのかな、と思うような衣装を来ている方々もいました。
なんだか鈴の音が聞こえるなーと思っていたら、クマ避けなんですね。なるほど。
人が少ない時などは特に必要ありそうですね。自然の中ですから。
クマベルも所々に設置してありました。
大正池から歩いて河童橋に到着。そこで、少し遠そうだし、雨も降るかも、と明神池方面に行くか少し迷いましたが、せっかくなので明神池を見に梓川上流に向かうことにしました。
Wi-fi も繋がりにくくなり、やっぱり思っているより少し遠いかな、という印象。
折り返し地点の明神橋が見えたところでパラパラと小雨が降り始め、歩くのと傘をさすのと明神橋からの景色などに気を取られていたら、ん?明神池通り過ぎた??
池に曲がる道を失念してすでに橋を渡ってしまい数分。。ここから池に引き返すと河童橋に戻る前に本降りになってしまうかも、ということで引き返すのを諦めました。
明神橋から約45分。小雨が多少ぱらついたりしましたが、快適な散策でした。
河童橋に戻ると予報通り大粒の雨がザーッと降り始め、明神池は見れなかったけど(残念)、明神橋は渡れたしいいよね、ということでお土産を買い帰宅しました。
写真は、雨降り前の河童橋。
穂高連峰に雲がかかって山々の尾根が見えなくなりました。

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
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- 遊歩道は歩きやすく整備されています。
ハイキング用の服と靴で散策を楽しめます。
- 山の天気は変わりやすい、とよく言われます。
雨具の準備をしておくと安心です。
- 河童橋周辺では、上高地のガイドツアーを申し込むことができます。
空きがあれば、当日の参加も可能。
初めて訪れる方でも、ガイドと一緒なら自然や歴史を学びながら散策でき、
上高地の魅力をより深く楽しむことができます。
- 河童橋周辺には、飲食店やお土産屋さん、宿泊施設、バスターミナルもそろっており、観光の拠点として便利です。
- 信州りんごのアップルパイなどが美味。
- 湖面に映る穂高連峰と焼岳の景色が素敵な大正池、周囲の原生林が美しい田代池、神秘的な雰囲気で知られる明神池があります。
- 梓川の川岸まで降りて、手や足を水につけて楽しむこともできます。
透明度の高い清流はとても気持ちよく、気軽に自然の涼しさを体感できます。
- 河童橋から徒歩20分ほどの場所に、ウェストン碑(レリーフ)があります。
イギリス人登山家・宣教師ウォルター・ウェストンを記念した碑です。
ウェストンは明治時代に日本アルプスを世界に紹介し、日本の登山文化の発展に大きく貢献しました。
- 北アルプスには、ツキノワグマが暮らしています。
鈴を鳴らしたり、声を出したり、音を出してクマに人の存在を知らせ、近くでばったり出会わないようにしましょう。
近くで出会ってしまったら、大声を出さず落ち着いてゆっくり後ずさり。
- アクセスはバスやタクシーが基本で、マイカー進入は制限されています。
自然保護と安全に注意しながら、上高地ならではの静寂と絶景を楽しめます。
- シャトルバスなど、帰りの交通情報を確認しておきましょう。
- 春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の雪景色と季節ごとに表情が変化します。
写真は、秋色に染まった上高地。カラマツの黄葉。
田代橋を渡り、河童橋に向かっている途中で、梓川の対岸を写しました。

まとめ
上高地では、日常を離れ、自然の中でゆったりと散策する時間を楽しめます。
澄んだ空気や美しい景色に触れることで、心も体もリフレッシュできる場所です。
非日常のひとときを過ごしに、訪れてみませんか。
Have a nice trip!良い旅を!!![]()

