鶴仙渓

石川 - Ishikawa -

に行ってきました!
   
2025年11月上旬に鶴仙渓(かくせんけい)に行きました。〈加賀市〉
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
   

写真の解説

写真は、11月に撮った写真です。
  
鶴仙渓の遊歩道の途中に鶴仙渓 川床があります。
清らかな大聖寺川(だいしょうじがわ)のせせらぎを間近に感じながら、季節の甘味や抹茶を楽しめます。


※本ページは、プロモーションが含まれています。

鶴仙渓について

 鶴仙渓は、山中温泉街のすぐそばを流れる大聖寺川がつくり出す深い渓谷です。
  
 上流の名橋・こおろぎ橋から黒谷橋まで、約1.3kmの渓谷沿いに整備された遊歩道は、春の新緑から秋の紅葉まで、四季折々の渓谷美と清流の音を間近に感じながら散策できる人気のコース。
 総檜造りのこおろぎ橋、そしてアート作品のように優雅な曲線を描くあやとりはしを渡れば、山中温泉ならではの自然と文化が調和した情景が広がります。
  
  
 松尾芭蕉が逗留し、句を詠んだ地としても知られ、渓谷沿いには芭蕉を偲ぶ芭蕉堂が静かに佇みます。
 周辺には書院造りの武家屋敷「無限庵」や九谷焼ゆかりの地も残り、尾形光琳の美意識を想わせる伝統工芸の息づかいが感じられます。
  
  
 初夏には清流がきらめき、紅葉の頃には渓谷全体が鮮やかな彩りに包まれる鶴仙渓。
 季節限定で設けられる「鶴仙渓 川床」では、渓流のせせらぎを間近に、美味しい甘味を味わう贅沢なひとときを楽しめます。
  
 古くから旅人を魅了してきた山中温泉の名勝・鶴仙渓。自然の美しさと歴史・文化が調和するこの渓谷は、散策するだけで心が落ち着く場所です。    
   


   
  

鶴仙渓の感想

鶴仙渓の紅葉にはちょっと早かったかな〜と思いましたが、やはり少し早かったです。
ネットの紅葉情報は意外と正確です。
11月下旬くらいが紅葉の見頃で美しいかと思います。
  
でも気候は申し分なく、散策日和でした。
木々の緑と遊歩道を歩く際に聞こえる川のせせらぎの音はやっぱり癒されます。
  
時間に余裕があれば、散策後に山中温泉でのんびりするのもおすすめです。 
  
写真は、あやとりはし。
橋からの景色も美しい。大聖寺川や川床が見下ろせます。
橋の出口では、人力車の案内の方が声をかけてくれました。

  

心地よい旅のポイント

※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。

  • こおろぎ橋(蟋蟀橋)は、鶴仙渓に架かる総ひのき造りの美しい橋で、山中温泉の象徴的な景観スポットのひとつです。
    上流の黒谷橋まで続く遊歩道の入口付近にあり、渓谷散策のスタート地点としても人気があります。
      
    こおろぎ橋から徒歩数分のところには、石川県指定文化財で武家書院造りの「無限庵」があります。
      
      
      
  • 鶴仙渓の遊歩道は、こおろぎ橋から黒谷橋まで約1.3km、歩いて約40分ほどの散策路です。
    川のせせらぎを聞きながら歩き、春の新緑や秋の紅葉など、四季折々の渓谷美を楽しめます。
    橋や渓谷の景色を間近に感じながら、ゆったりと癒しの時間を過ごせるコースです。
      

      
  • 鶴仙渓の川床(4〜11月頃)では、山中温泉出身の和の鉄人・道場六三郎監修の甘味や抹茶を、渓流のせせらぎを聞きながら楽しめます。
    初夏の新緑や秋の紅葉に囲まれた、贅沢なひとときです。
      
      




      
  • あやとりはしは、鶴仙渓の渓谷沿いにかかる特徴的な橋で、ユニークな曲線がまるであやとりの糸のように見えることからその名がつきました。
    紅紫色の鮮やかな色彩と独特の形状で、渓谷の景観にアクセントを添えています。
      
    あやとりはしは、長さ94.7m。
    鶴仙渓のこおろぎ橋黒谷橋ほぼ中間に位置します。
      

      
       
  • 鶴仙渓沿いの芭蕉堂は、松尾芭蕉をしのぶ小さな御堂で、句を詠んだ場所を感じられます。
    菊の湯近くの芭蕉の館では、芭蕉の生涯や作品、温泉地との関わりを紹介しています。
      
      
      
  • あやとりはしをはしを渡って進んで行くと温泉街に出ます。
      
    下写真右手の緑の屋根の建物が山中座です。
    建物内の柱や天井、壁面には漆塗りや格子戸風の意匠、蒔絵が施されており、山中漆器の粋を感じられる格調高い造りが魅力です。
    館内ではお土産の販売もあり、山中温泉散策の立ち寄りスポットとしておすすめ。
    訪れる際は、山中温泉お散歩マップを手に入れて散策するとより楽しめます。
      
    中央の緑の屋根の建物は、菊の湯(おんな湯)。
    菊の湯は、男女別棟の総湯で、おとこ湯は写真には見えませんがこの場所の左手にあります。
    松尾芭蕉の句「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」から命名されました。
      
    柳の左手、人が集まっている場所に足湯があります。
      
    左端に見えるからくり時計は、午前7時から午後10時まで毎正時に、上の扉が開きます。
    五体の人形が登場して「こいこい音頭」を演奏して唄い踊る、楽しい仕掛け時計です。 

  

  • ゆげ街道は山中温泉街の中心を通る通りで、車が行き交う道沿いには温泉旅館や情緒あるお店が並びます。
    中でも街道途中のお肉屋さんの手造りコロッケは人気で、多くの人が列を作っていました。
      
    ゆげ街道は、遊歩道とほぼ平行に走っているので、行きは遊歩道、帰りはレトロな温泉街道で食べ歩きなどをするのもいいですね。
      
      
  • 駐車場は、こおろぎ橋の近くに、こおろぎ橋広場があります。
      
      

まとめ

渓谷美、清流のせせらぎ、歴史、そしてフォトジェニックな橋。
鶴仙渓は、歩くだけで心がリフレッシュされるような場所です。
山中温泉を訪れたら、ぜひ一度のんびり散策してみてください。
  
  
Have a nice trip!良い旅を!!


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