天岩戸神社

宮崎 - Miyazaki -

に行ってきました!
  
2024年4月下旬に天岩戸(あまのいわと)神社に行きました。
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
  

写真の解説

写真は、4月に撮った写真です。
  
天岩戸神社の西本宮(にしほんぐう)拝殿です。
人が少ない時撮りましたが、たくさんの観光客がいました。
写真には見えませんが、左手に神楽殿(かぐらでん)があります。
写真の一番右端の入口から裏側にある天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)に入っていきます。
   

天岩戸神社について

 日本神話(古事記・日本書紀)に書かれている天岩戸神話の舞台となった場所です。岩戸川をはさんで、西本宮東本宮があります。
  
  
天岩戸神話〈略〉:昔、太陽の神天照大神(あまてらすおおみかみ)様や弟の須佐之男命(すさのをのみこと)様、その他多くの神様が空の上に暮らしていました。弟様は大変な暴れん坊でひどい悪戯にお怒りになった天照大神様は天岩戸の洞窟にお隠れになりました。太陽の神様がお隠れになると世の中は真っ暗になり、困った八百万(やおよろず、大勢)の神様たちは天安河原(あまのやすかわら)に集まり相談をします。
 天照大神様に出ていただくために長鳴鳥(鶏)を鳴かせてみて失敗。次に天鈿女命(あめのうずめのみこと)様が招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち舞をされ、その周りで神々が騒ぎ立てます。真っ暗で困っているはずなのに、と思った大神様は外の様子を見てみます。神々は、あなた様より立派な神様がいらっしゃいましたのでお連れします、と伝え、鏡で大神様を写しました。自分の顔だと分からなかった大神様は、よく見てみようと体を乗り出した際に思兼神(おもいかねのかみ)様に手を引かれ、岩の扉を手力男命(たぢからをのみこと)様が開け、大神様は天岩戸からお出ましになり、また世の中が再び明るくなったとのことです。 参照:天岩戸神社HP
  
  

天岩戸神社の感想

 神社と、近くにある天安河原と、いかにも日本の神話の舞台になりそうな場所でした。
 鳥居のところにある天照大神様の像を見て、想像と違って少し驚きました。
 西本宮の遥拝所に入る前に、入口で神域に入る皆が頭を下げて神職が少しお祓いをしてくれるのですが、ちょうどその時、後ろにいた鶏が “コーケコッコーーーーーー” と声高らかに終りも長く鳴き声を上げたので、周囲の人たちと目を見合わせて笑ってしまいました。神職さんも笑っていました。朝、鶏が鳴くと太陽が昇ってくることから、鶏の鳴き声には太陽の神様を呼ぶ力があると言われているみたいです。呼んでくれたのかな?
 遥拝所は神域のため撮影禁止です。神域だからか、神秘的な感じがしました。
  
    

心地よい旅のポイント

  • 西本宮の鳥居の前(右手)には、天照大神様の像があります。
       
  • 天照大神様が天岩戸を出る際に岩の扉を開いた手力男命(たぢからをのみこと)様の像は鳥居横の駐車場にあります。
     
      
  • 西本宮は天照大神様がお隠れになった洞窟(川の対岸にある天岩戸)が御神体です。社殿は、御神体を納める本殿はなく拝殿のみ。
    境内には、神楽鈴の形をした実をつける招霊(おがたま)の木があります。
      
    拝殿の裏側に天岩戸を拝観するための「天岩戸遥拝所(拝殿裏の御神域)」があります。(洞窟の見えるところから参拝できます。)
    概ね30分毎に神職が遥拝所や境内を案内してくれます。約15分。
    団体の方などは、事前連絡で案内可能です。
      
    下の写真は、遥拝所から出た後、拝殿左手の神楽殿の前で神職がご案内してくれています。

    

  • 東本宮(天岩戸大神宮)は、西本宮から徒歩5〜10分ほど。
    天照大神様が天岩戸から出てこられた後、最初にお住まいになられた場所と言われています。
    招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち舞をされた天鈿女命(あめのうずめのみこと)様の像が入り口右手に、社殿までは119段の石段があり、社殿の裏手には杉の根元から湧き出ている湧水(御神水)と七本の根が繋がった大杉の「七本杉」があります。
      
  • 八百万の神々が集まった天安河原は、西本宮を出て右手に徒歩で10〜15分ほどです。豊かな自然の中にあります。
       
      

まとめ

伝説のまち、日本神話の舞台に行ってみませんか?
天安河原にも行っていますので、感想ポイントをご参考ください。
    
  
Have a nice trip! 良い旅を!!

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