に行ってきました!〈福岡市中央区〉
2025年4月上旬に大濠公園(おおほりこうえん)日本庭園に行きました。
旅行の参考になりそうな感想とポイントをまとめてみました。
写真の解説
写真は、4月に撮った写真です。
日本庭園入口の冠木門(かぶきもん)です。
※ 二本の支柱の上部に冠木(かぶき)を貫き通したシンプルな形式の門。屋根が付けられていない木の戸。
※ 冠木:二本の柱の上部に横向きに掛ける木材。
門の外にはすぐ横に大濠公園の大きな池があります。
※本ページは、プロモーションが含まれています。
大濠公園 日本庭園について
大濠公園(おおほりこうえん)開園50周年を記念して築庭されました。
昭和59年開園。敷地面積約1.2ヘクタール。
築山林泉回遊式(つきやまりんせんかいゆうしき)の庭園で、上の池周辺の池泉庭(ちせんてい)、渓流と下の池周辺の曲水庭(きょくすいてい)、西門周辺の枯山水庭(かれさんすいてい)の3つのゾーンがあり、それぞれをつなぐ園路によって廻遊するようになっています。
また、園内には、庭園の景観や自然との調和を重視した数寄屋造り(すきやづくり)の茶室もあります。
大濠公園 日本庭園の感想
緑の景観や水のせせらぎの音などに癒されます。
美しく整備された庭園内をゆっくり見て廻れました。
日本庭園はやはり外国の方に人気があるようで、庭園のあちらこちらで寛いでいる西洋の方たちを見かけました。
池には、鴨や鯉が泳いでおり、その姿を見てまた癒されました。(写真)

心地よい旅のポイント
※ 情報は変わる可能性もあるため、各公式HPにてご確認ください。
- 池泉庭(ちせんてい) … 池があり、池の中には島があり、池の向こうには山が築かれています。
池、島、築山(つきやま)は、自然の風景を写す日本庭園の基本的な構成要素です。
- 神仙三島(しんせんみしま) … 池泉庭の大池は大海を表しています。その中に不老長寿、永劫の繁栄を意味する伝説の島、蓬莱(ほうらい)・方丈(ほうじょう)・瀛州(えいしゅう)の神仙三島が浮かんでいます。
一つの石組だけでできた島は、蓬莱を表現。
三神山(さんしんざん) … 蓬莱・方丈・瀛州 … 古代中国の神仙思想で語られる伝説の山で、海の彼方にあり、仙人が住み、不老不死の薬があるとされる想像上の山。
- 大きな上の池の周りには、布落ちの滝、渓流の滝、三段落ちの滝と3つの滝があります。
中でも、池泉庭の中央奥にある「三段落ちの滝」は、高い峰から流れ落ちる瀑布を表現しており、庭園の見どころとなっています。
- 枯山水庭(かれさんすいてい)(写真)… 水を用いずに比喩的に自然風景や水の流れを表現した日本を代表する庭園の様式。
白砂は水を、背後の石組は遠山を表しています。
禅文化の象徴ともされており、海外では「Zen Garden」と呼ばれたりします。

- 西門のすぐ前には、福岡の特産品「八女茶」を味わえる大濠テラスがあります。
散策の後に、ゆっくりティータイム、もしくはランチをいかがですか。
- 園内にある茶室や茶会館は、文化的な集いなどに利用されています。予約制。
毎月第1、3、4火曜日は、無料開放日となっているようです。
まとめ
大濠公園や舞鶴公園に行かれた際には、日本庭園も鑑賞してみませんか。
静かな空間の中で心が癒されますよ。^^
日本庭園のある大濠公園・舞鶴公園(福岡城跡)のページもご参照ください。
→ 大濠公園に行ってきました!
→ 福岡城跡に行ってきました!
Have a nice trip!良い旅を!!